保証人とは?

保証人とは、民法によれば、「主たる債務者がその債務を履行しない場合に、その履行をなす責任を負う者」と規定されています(民法446条)。

簡単にいえば、保証人とは、主たる債務者がお金を返済しない場合に、借りた人に代わって、そのお金を返済することを約束した人のことです。

保証は主たる債務がなければ存在しません。

保証人になるということは、親や友人が金融機関からお金を借り入れる際に、「主債務者がきちんと返済できなければ、私が代わりに返済します。」ということを約束したことですから、主たる債務が前提となります。

したがって主たる債務が何らかの理由で成立しなかった場合は保証債務も成立しなかったことになりますし、主たる債務が消滅したときには、保証債務も消滅します。

保証人には主たる債務に関する利息・違約金 ・損害賠償金も返済する責任がありますが、連帯保証人とは異なり、以下に挙げる3つの権利が与えられています。

  • 1.催告の抗弁権
  • 2.検索の抗弁権
  • 3.分別の利益

◆催告の抗弁権とは

催告の抗弁権とは、債権者が保証人に「貸したお金を返してください。」と請求したときに、保証人が、「まず主債務者に請求してください。」と請求することができる権利のことです。

◆検索の抗弁権

検索の抗弁権とは、保証人が債権者に、「主債務者には取り立てることが簡単な財産があるから、そっちから先に請求してください。私への請求はその後です。」と、主たる債務者の財産から先に執行ように主張することが出来ます。

先に主たる債務者の資力を証明することで、自分への保証債務の履行を拒むことができる権利です。

◆分別の利益

分別の利益とは、保証人が複数名いる場合、主債務の金額を頭数に応じた平等の割合で分割した金額分しか責任を負わなくてよいということです。

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