総量規制とは?

総量規制とは、改正貸金業法によって新たに創設された、過剰貸付を防止する制度のことです。

金融庁の説明によると、「借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制」です。

総量規制によって、借入残高が年収の3分の1を超える場合、貸金業者は、原則として、利用者に対して新たな貸付をすることができなくなります。

このため、貸金業者の利用者は、借入残高で年収の3分の1までに、貸金業者からの借入を制限されます。

なお、この規制は、あくまで貸金業者を規制している法律であるため、仮に年収の3分の1を超えて貸金業者からお金を借りた場合であっても、利用者が処罰されることはありません。

また、現在年収の3分の1を超えて貸金業者からお金を借りている場合であっても、すぐに3分の1まで返す必要はありません。

◆総量規制の例外

総量規制によって制限される年収の3分の1の貸付限度額は、あくまで原則でしかありません。

ですから、この貸付限度額を超えても貸金業者が貸し付けることができる例外があります。

貸金業法では、「個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約」とされています。

具体的には、主に次のものが規定されています(この他にもあります)。

     
  • ①おまとめローンの場合
  •  

  • ②緊急医療費の場合
  •  

  • ③夫婦での借入れの場合
  •  

  • ④個人事業者の事業資金の借入れの場合
  •  

  • ⑤起業家への新規事業の事業資金の借入れの場合

なお、上記の場合については、それぞれ、厳格な条件がつけられています。

このため、条件をクリアしなければ、貸金業者は、利用者に対して、お金を貸し付けてはならないことになっています。

また、利用者としても、条件をクリアしなければ、貸し付けを受けることはできません。

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